masaki ひとり旅

こんにちは。バイトのまさきです。

 少し前に、半年かかった教習所通いを終えてやっと運転免許を取得し、その勢いで原付バイクを購入しました。中古の中でも一番安い方のやつを選びました笑。原付を買ってから、僕の暮らす世界が格段に広くなりました。大阪から僕がヨット部の活動をしている西宮に行くにも、混雑する電車を乗らずに、時間も早く、タダで、自転車ほど疲れずにいけるようになりました。また、時間があるときに外を風を切ってドライブするだけでも気持ちがいいので、原付は僕を外に出してくれます。

 

 僕は静岡出身で、大学で大阪に来たのですが、せっかく大阪まで来たのに、あんまり大阪のことを知りません。そこで、原付をゲットしたその日、その興奮と共に、大阪の北から南へ出発しました。僕たちが働く心芽がある176号線は、南へ下っていくと、ついに梅田までたどり着くんですね!さらに道頓堀を超えて、デカい通天閣と、さらにデカいあべのハルカスを横目に見ながら走り続けると、突然市街地の真ん中にデンと、川と山が現れました。この辺を走ると、さらに同じような光景が不自然にいくつもあります。そこは、最近世界遺産に登録された、堺市の古墳群でした。

山?

世界遺産と言われても、あまりの大きさに、目の前にあるのはただの山で、鍵穴のような形をしていると言われても、あまり実感はわきませんでした。でも、2000年近く前に人が作った物が、現代の人の市街地を押しのけて居座っているのはすごいですね。しかもこれが人のお墓だっていうんですから意味が分かりません。

飛行機から見れたら

特に一番大きい古墳は仁徳天皇という方の古墳らしいです。こんな巨大な古墳を作らせるなんて、どんな暴君だったのでしょうか。仁徳天皇の時代の、こんなお話が残っているそうです。

仁徳天皇が窓の外を見ると、民家からかまどの煙が上がっておらず、その年は不作で、庶民は不景気であることに気づきました。すると仁徳天皇は、その年の税を一切なくしたそうです。暴君どころか、最高の名君ですね。不景気の時代には、民のことを考えてくれる人にトップになってもらいたいです。

仁徳天皇はさらに、大阪の治水工事も行って、洪水が多かった大阪の川を治めたそうです。今の大阪があるのは仁徳天皇のおかげかもしれません。そんな人だったから、人々がついてきて、あんな立派なお墓を作ってもらえたんですね。名前に「仁」と「徳」なんていう2文字を並べてもらえるだけあります。もしかしたら治水工事で出た土砂を盛って古墳にして、仁徳天皇の功績を称えるために、仁徳天皇のお墓にしたんですかね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E4%BB%99%E9%99%B5%E5%8F%A4%E5%A2%B3

 

 ということで、ぼくのノー密一人大阪旅行でした。安全に気をつけて運転します。

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